あやかのテディベアへの想い

ぬいぐるみが大好きだった幼少期。
おうちにも、車の中にも、沢山の「ぬいぐるみ」に囲まれていていました。

母が作ったパッチワークのお人形を見て、
「私も作りたい!」と…紙とセロハンテープで作ったことも(笑)

小学生になってからは、シベリアンハスキーの子犬のぬいぐるみと、

どこへ行くのも一緒♡
耳が三角だったのでずっとネコだと思っていました…(⊙⊙)

そして初めてテディベアとと出会ったのは小学校高学年の頃。

読書が好きな母は、私と弟をよく図書館に連れて行ってくれました。
高学年になって少しだけ大人の本のコーナーに足を踏み入れた時…
出会ったのがテディベアの作り方の本でした!

自然とテディベアに夢中になり、

作り方だけじゃなくテディベアの歴史の本まで熟読…。

図書館でテディベアに出会った私ですが、
実は家からそう遠くないところにテディベアの専門店がありました。

たくさんのテディベアに囲まれて本当に夢の空間だったのですが…
小中学生には理解できない金額(笑)

ぬいぐるみでこの金額、親に言ってもきっと理解されないだろうな…と子ども心に感じ、
「買って」と言う事さえできずにいたんです。

思春期の入口である小学校高学年で出会ったテディベア。

うさぎさん程可愛すぎず、
「口」はあるのになぜか、優しそうにも寂しげにも見えるテディベアは、
私の心や気持ちに寄り添ってくれていたからあんなにも大好きになっただなと、今改めて思います。

 

たくさんの出会いから生まれた私のテディベア🧸

子どものころ高額すぎて「欲しい」と言うことすら出来なかった切ない経験から、
「もっと手に取りやすい価格のテディベアを作りたい!」と言う気持ちが強くなり、

テディベアの価格を上げている天然素材のモヘアと言う素材を
コットンやフェイクファーに変えて

より沢山の方に手に取って貰える
「本物のテディベア」として展開を始めました。

花嫁さんとオソロイのドレスを着たウェディングベア
舞台衣装のお仕事で得た知識を活かして
ドレスや衣装を着たテディベア

沢山の出会いからTeddy berry🧸は誕生しました。

悲しい時は静かに寄り添い
幸せな時は優しい笑顔で一緒に喜んでくれる
ずっと私の人生に寄り添ってきてくれたテディベア

そんなテディベアを
「たくさんの人に知ってもらいたい、気軽に手に取ってほしい!」
と言う気持ちで、作家活動も20年以上。
気付けば何百体ものテディベアをお届けしてきました。

次女が生まれ、改めて活動を見直した時…

思春期の頃「高級すぎて欲しいとも言えなかった」
だから、「もっと手に取りやすいテディベアを」と言う想いは時代とともに叶えられている♡
と感じました。

そして今は
「家族の1人として心に寄り添うテディベア」をお届けしています。

テディベアと言えば手縫いが多いのですが…

あやかの作るテディベアは
ずっとずっと長く寄り添って行けるように

舞台衣装のお仕事の経験を活かし、
小さな小さなパーツもミシンで縫っています。

細かすぎて、、、ミシンなのにガーッとペダルを踏むことができず、
縫うスピードは手縫いと変わりませんが(笑)

手縫いは手縫いの温かみがあってとても素晴らしい♡

ですが、強度や耐久性の不安が残るところは
ミシンでしっかり縫い合わせています。

 

そして大事な大事なお顔。

1つ1つ違う表情の子が出来上がるので
同じ子は存在しないのですが、

目の離れ具合や、高さ、鼻の大きさ、つける位置
口角の上がる角度など1mmでも随分違った表情になるんです。

この小さなお顔に何時間も費やすこともあるんですが、
長く愛されてほしいから。

ベアちゃんのお顔が既に寂しかったり
ニコニコ笑顔だと家族の気持ちに寄り添うベアにはなれないから。

どんな時も寄り添ってくれるように。
家族みんなのどんな気持ちにも寄り添えるような表情を目指して
何時間でも向き合っています。

 

本来テディベアには手足が動かせるように
「ジョイント」と言う金具が入っているんですが、
(座ってる子もよく見かけますよね♪)

赤ちゃんでも安全に遊んでもらえるように
「ファーストベア」としてジョイント金具を使用しない
ぬいぐるみタイプのテディベアも存在します♡

少しくらい舐めても安全な素材を使用した生地と、
一度付けると「絶対に外れない」目を探して
型紙から何年とかけて誕生した大切な大切な小さなテディベアです。

手で触ったり抱っこすることも出来ないコレクションのような高級品ではなく

子供のねんね時間には一緒にベットで眠りについてくれて
寝付いたときには「ママいつもお疲れさま」と、
優しく微笑んでくれる。

朝起きたら「おはよう。今日も自分を大切にね」
疲れた午後には「少し休憩時間にしようね♡」

子供たちにも「ボクと遊ぼうよ♪」

そんな風に語り掛けてくれるような

家族の1人として
ママにもお子さまにも寄り添ってくれる。

いつだって、一緒に喜んだり悲しんだり、
全部を受け止めてくれる♡

時には投げられたり
後で「ごめんね」とぎゅッとしたり。
そんな風に家族と一緒に育っていくような

家族の想いでの中にいつも一緒に居てくれる、テディベアをお届けしたいと思っています、

ふとした時に「ベアちゃん、いてくれてありがとう♡」って。
私のベアちゃんも、そんな存在になれたら、嬉しいです(˘︶˘).。.:*♡

 

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